柏市 ストレートネック
ストレートネックは全身の骨格から改善する必要がある
細い首で重い頭を支えるためには、頸椎に適度なカーブがあって重心をとらえる必要があるため、本来は少し前にカーブしているのです。
また、このカーブは衝撃を吸収する役割もあってとても重要なことなのです。
この頚椎の生理的前湾角度が何らかの原因により30度以下になって、真っ直ぐな状態になってしまうことをストレートネックと呼びます。
ただし、これはあくまでも首が真っ直ぐに歪んだ状態を指すものであって、正式な病名ではないのです。
ちなみに、症状が進行することで逆に反る頚椎後弯変形になってしまう可能性もあるので注意が必要です。
発生してしまう原因として考えられることは、長時間のパソコン作業やスマホ操作など慢性的なうつむき姿勢を取ることで、スマホの爆発的普及により発症する人が増えてきています。
こうした不良姿勢が最も大きな原因として考えられることです。
また逆に過度の姿勢矯正をしている人も発症する原因で、バレエや社交ダンスなどで姿勢を意識するあまり、首の自然なアーチが失われてしまうこともあるのです。
しかも、まっすぐになるだけではなくて首が逆カーブになってしまう場合も少なくありません。
その他の原因としては、格闘技などによる頭部や首への衝撃や顎を引き背中を丸くする姿勢、スキーやスノーボード転倒、車の衝突事故などで起こることもあります。
それから加齢や老化による頚椎椎間板症や頚椎症などで起こることも考えられるのです。
ストレートネックを発症することで起こる症状としては、頭痛・肩こり・首の痛み・首が動かない・上が向きにくいなどがあります。
また、めまいやふらつき感がある・手のしびれ・寝違いを繰り返す・逆流性食道炎・胸焼け・吐き気がする・自律神経失調症・うつなども起こることがあります。
しかし、逆に全く症状が起こらない無症状ということもあって、必ずしも何らかの症状が発生するとは限らないのです。
男性・女性と言った性別に関係なく発症しますし、最近では子供にも症状がみられることが増えてきています。
病院での一般的な治療としては、つまった椎間を広げて硬くなった筋肉をストレッチする目的で実施される首の牽引があります。
首回りの筋肉をほぐしたり血行を促進したり、除痛を目的として電気をかけたりマッサージをしたりします。
薬により筋肉を緩める薬物療法や理学療法士の施術と言った理学療法も行われます。
ただし、これといった適切な治療があるわけではなくて、保存療法や対処療法をする程度の治療しかないのが現状です。
このような病院での治療でなかなか改善が見られない場合には、整体や整骨院での治療を検討してみると良いです。
その理由は、首が真っ直ぐになってしまう原因は、単に首だけでなく体の様々な部分が関係しているからで、根本的な改善をするためには全身の骨格から改善する必要があるからです。
また、骨格が歪んでしまうと筋肉も正常に機能できなくなってしまうので、骨格や筋肉の治療は整体や整骨院の専門分野と考えられるからです。
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