柏市 顎関節症の全身症状
顎関節症は全身に様々な影響を引き起こす可能性もある
顎関節症は、顎の関節周辺において何らかの要因で痛みや口が開かないなどの機能低下が起きる症状のことです。
何ら治療をしなくても治る場合もありますし、治療をしなかったために慢性化したり、その他の症状を引き起こしたりする場合もあります。
また症状が悪化した場合には、口が開けられない・顎に痛みやしびれがある・噛むと痛いなどの症状が起こって、それにより日常生活にも支障をきたします。
主な原因としては、噛み合わせの悪さと言われてきましたが、それだけでなく下顎骨の位置がずれる・咀嚼筋のバランスの悪さ・関節包や靭帯のバランスの悪さなどもあります。
また、関節円盤のずれ・関節の変形・骨盤や背骨など体の歪みなども原因として考えられます。
それから、原因がひとつの場合もあるし、2つ以上の複数の原因が絡み合う場合もあって、悪くなればなるほど多くの原因が関係してくる傾向があります。
先にも少し触れましたが、顎関節症をそのまま放置していると全身に様々な影響を引き起こしてしまうことがあります。
例えば、肩こり・首のこり・めまい・耳鳴り・頭痛・吐き気・不眠症・視野狭窄・内臓機能低下・自律神経失調症やうつ病などです。
実は、顎関節は頭蓋骨と関節をなしていることから、顎関節の歪みが噛む力で頭蓋骨に伝達されて、頭蓋骨まで歪めてしまう可能性が考えられます。
その結果として、自律神経失調症やうつ病の発症につながることも少なくないのです。
このように顎関節症と自律神経失調症・うつ病に深い関係があるのは、顎関節の歪みが頭蓋骨の歪みを引き起こすだけではないのです。
顎関節が歪むことで生活が乱れてくると、正常な人と比較して自律神経失調症やうつ病になりやすくなるのです。
また、逆に頭蓋骨が歪むと顎に歪みが出てきてしまうことも考えられるので、自律神経失調症やうつ病の方は顎の使い方に気を付ける必要もあります。
こうした自律神経失調症やうつ病との関係を知っておくことも大事です。
それから、稀に歯が痛くて歯医者に行ったけど虫歯はないと診断される方もいて、これは顎関節症により神経が誤操作を起こして痛みを感じてしまっているためです。
これは下顎神経と言う三叉神経の枝となる下歯槽神経が、口腔内にある筋などによって締め付けられたり、顎の歪みで下歯槽神経に行っている血管が締め付けられたりするからです。
このように歯の痛みに顎が関係してくることもあるので、そのことも理解しておくと良いです。
ただし、顎に歪みのない人でも起こることがあるので、安易な地診断をするのではなくて、どのような痛みであっても感じる場合には、まず歯医者を受診する必要があります。
顎の関節周辺に痛みや口が開かないなどの機能低下といった症状だけでなく、自律神経失調症やうつ病につながったり、虫歯のような痛みを感じたりと顎以外にも影響します。
そのようなことにならないためにも、また日常生活に支障をきたさないためにも、早めに病院を受診して診断してもらうことです。
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