交通事故でお困りの方へ
交通事故に遭ってしまったらどうしたらいいの?
まず最初にすることは、警察を呼び事故の届け出をしましょう。
事故証明が必要になります。
相手(加害者)の名前、住所、連絡先。
車のナンバー。
できれば、相手の保険会社名。
整骨院で交通事故の施術を受けれますか?
整骨院で事故の施術を受けることができます。
施術費が高そうで不安です。
交通事故は、相手方(加害者)の自賠責保険により施術費がまかなわれますのでご本人様(被害者)の負担はありませんので安心してください。
交通事故の施術を受ける医療機関はどう決めたらいいの?
ご本人の自由に決められます。
通院先の、院名と電話番号を伝えるだけで大丈夫です。
通院期間はどれくらいかかりますか?
お客様の症状により異なりますが、3ヶ月〜6ヶ月程度です。
現在、他の病院に通院をしていますが、施術は受けられますか?
交通事故の場合、症状にもよりますが、定期的に病院で検査を受けながら施術を受けることができます。
症状が軽いのですが施術を受けられますか?
症状がいくら軽くても施術を受けることができます。
その後のことを考えると受診することをお勧めします。
忘れたころになって痛みが強く出たりするのが交通事故の特徴です。
施術はどのような内容なの?
当院では患者様の状態に合わせて施術方法を選択していきます。
矯正、温熱施術、マッサージ、超音波、低周波などで施術を進めていきます。
警察へ交通事故の届け出 | 事故の詳細を警察にお話ししてください。 加害者も被害者も届け出ることが必要です。 |
---|---|
相手(加害者)の情報 | 氏名、住所と連絡先、保険会社名、車のナンバー |
現場での情報収集 | 事故のショックであまり行動できないと思いますが、目撃者(第三者)の方の確保。携帯のカメラなどで状況の証拠などを撮っておく。 |
保険会社に整骨院での治療を希望する事を伝える | 保険会社の方から交通事故施術の依頼が入り、施術を受ける体制が整いました。 |
よくある交通事故の症状
むちうち(頸椎捻挫)
首の痛みやしびれだけでなく腰痛など全身に複合的に出る症状
事故後徐々に痛みが強まり悪化することも。
むち打ちは事故直後はあまり症状があらわれないという、
とても厄介な特徴があります。
病院でレントゲン検査やMRI検査などの画像検査を
受けても、多くの場合「骨に異常なし」と判断され、
湿布や鎮痛剤をだされるだけなのが実情です。
適切な処置がされずに放置してしまうと、
次第にはれやしびれ、首から肩・背中の張り感、
腰痛、足のしびれなど広範囲にわたって症状が現れ、
長引くことがあります。
直接の原因は、強い衝撃が不意に身構えることなく
身体に加わり、衝撃で頸椎にダイレクトに
振動・衝撃を与えてしまうことにあります。
そのために頸椎に炎症が起こり、首のいたみ、
腕や手のしびれが現れます。
強い衝撃で、正常時は前傾している頸椎のカーブが失われ、
首の骨がまっすぐに伸びてしまうストレートネックを
引き起こしてしまうこともあります。
ストレートネックの状態は、体に極度の緊張を強いるため、
次第に腰痛や肩の痛み、頭痛、吐き気、など全身症状に
つながってしまいます。
<むちうちは、以下の4タイプがあります>
頸椎捻挫型 | 首の周りの筋肉やじん帯の捻挫により、首を動かすと痛みが出る |
---|---|
根(こん)症状型 | 脊髄から枝分かれした神経が圧迫されて、 腕や手のしびれ・痛み・重だるい感じが出る。 後頚部に痛みが出ることもある |
バレ・リュー症状型 | 後部交感神経症候群とも言う。 脳に栄養を送る椎骨動脈の血流低下が起こり、 頭痛・めまい・目のかすみや眼精疲労、耳鳴り、吐き気などが出る |
脳せき髄液減少症 | 低髄液圧症候群とも呼ばれ、 髄液圧が急上昇した際にくも膜が裂け、 脳脊髄液が減少して起こる。 症状が複合的に出ることが多く、全身化・慢性化し 何十年経っても症状が治まらない人もいます。 安静にしていても良くならないので自己判断は禁物です。 |
腰痛
むち打ち症患者の42%が腰痛を発症する!
一般的な腰痛は、骨格のゆがみや、筋肉疲労で腰とその周りの筋やじん帯を
痛めた場合のことが多いといわれます。
腰のむち打ち症状は、強い衝撃により、腰痛と同様の痛みを発症します。
「電気が走るような腰の痛み」
「腰を曲げた時の鈍痛」
「長く同じ姿勢でいるのが痛みのため難しい」
このような症状を訴える方が多いです。
むち打ちによる腰痛は現代医学でも不明な点が多く、外傷が見られなくても
痛みや違和感に長く苦しむ方も大勢いらっしゃいます。
当院では、急性的椎間間接捻挫(いわゆるぎっくり腰)と同様の施術を行い、
炎症の緩和措置、硬くなった筋肉をほぐしていくような
手技を取り入れています。
悪循環が重なると、重症化し、しびれや麻痺に至る場合もありますので、
早期施術と安静を心がけてください。
事故後の施術、どうする?
STEP 1 病院受診
事故後なるべく早く病院の整形外科を受診しましょう!
交通事故の後は速やかに、交通事故の施術が受けられる
総合病院や整形外科を受診しましょう。
事故直後は、急な出来事で精神が緊張・高揚していて、
体の痛みや違和感を感じにくい傾向があるようです。
事故当日はそれほど症状がなくても数日たってから、
むち打ちなどの症状が出る場合もあります。
初期の段階で適切な施術を受けることが重要です。
放置してしまうと、症状が悪化して治るまでの期間が
長引くこともありますので、違和感を感じた場合は
病院に行きましょう。
病院では医師の診察の他、レントゲン検査、
CTやMRI検査などを受け、体の状態を診断します。
診察が終わりましたら、診断書を作成してもらいましょう。
診断書は、今後治療を受ける場合に必要になるほか、
警察や保険会社への提出に必要になります。
STEP 2 整骨院に問い合わせ
事前に電話連絡を入れることで、
スムーズに施術を受けることができます!
病院での検査の結果骨に異常がなくても、
痛みや違和感があるケースが、
交通事故の場合は多いようです。
病院での経過観察、リハビリのできる環境であれば
施術を続けていくことは大事なことですが、
リハビリの環境がない場合や、時間的な問題で病院だけに
通うのが難しい場合は、接骨院・整骨院でも
交通事故の施術が行えます。
整骨院は、厚生労働省認可の「柔道整復師」という
国家資格を持った、骨格と筋肉のスペシャリストです。
健康保険や労災も使えますし、
交通事故の自賠責保険も適用できます。
STEP 3 整骨院に行く
<整骨院での施術の流れ>
1. 整骨院では、問診票の記入をしていただきます。
また、病院での診断書を見せていただいたり、
事故の状況を確認します。
2. カウンセリングを行います。
一口に「交通事故」「むちうち」といっても
その規模や痛みは千差万別です。
どこが痛いのか、直接触ったり動きを確認していきます。
お体の状態を確認し、症状についての説明や
施術方法についてお話いたします。
わからないこと は、遠慮せずに聞きましょう。
3. 施術をしていきます。整骨、手技療法、温熱施術、
低周波などの電気施術を行っていきます。
事故直後は、衝撃でお体が熱を持っていることもあり、
炎症が起きている場合はその状態を考慮して施術を行います。
徐々に運動施術も取り入れていきます。
4. 今後の施術方針の確認と次回予約をして、終了です。
STEP 4 交通事故の窓口支払いについて
接骨院・整骨院は厚生労働省の認可を受けているため、
交通事故で施術の際の窓口での負担はありません。
費用は加害者が加入している保険会社が支払います。
また、交通事故の被害者が最低限の保証を受けられるよう、
被害者を救済する目的で国が始めた「自賠責保険」制度があります。
本来は加害者側が請求を出し手続きをすることで
被害者に支払われますが、被害者側が損害賠償として
自賠責保険の請求をすることも可能です。
被害者は、施術費の他に交通費、休業損害費、慰謝料なども保障されます。
また、交通事故では加害者側もけがを負うことがあります。
判断が難しい事故では過失の割合により、
加害者となるケースもあると思います。
不慮の事故で加害者となり、被害者の怪我を気にして
自分のお体を二の次にされるほど悩んでいる方もいらっしゃいますが、
ご自身のお体の治療もきちんと行ってほしいと思います。
過失割合から加害者となってしまっても自賠責保険を用いて
施術を受けることもできます。
加入している任意保険を利用して
自己負担なく施術を受けることも可能です。
整骨院での施術を受けた(受けたい)旨を
保険会社に連絡する事も忘れずに行いましょう。
交通事故の手続きは煩雑でわかりにくいものです。
また、見方の相違から自分の思いとは
違う方向へ話が向く場合もあります。
当院では弁護士の先生との連携も図っております。
どうぞご相談ください。
重症腰痛専門院
ほっと整骨院 ☎04-7197-1235
困ったときは・・・。
保険会社とのやり取りや、事故の補償内容など、わからないこと・困ったことが出てきた場合は、
弁護士の先生に相談することができます。
当院でも提携している法律事務所や弁護士の先生がおりますので安心です。
提携先
弁護士法人 よつば総合法律事務所