急に寒くなりました!ぎっくり腰注意です!
皆さんこんにちは。柏市重症腰痛専門院、ほっと整骨院整体院のあそです。
今朝はぐっと冷え込みましたね。今日の最高気温予想は10度。
12月下旬から1月上旬並みの気温だそうで、「大寒」の気温だ!と思いました。
今年は梅雨みたいな夏で、9月から秋の陽気で残暑もなく、
10月には12月並みの寒さがやってきて、その時期の季節がなくなってしまいましたね。
こんな急激な寒さの時に多発するのがぎっくり腰です。
寒さになれていない私たちの身体は、寒さを気温以上に感じています。
そのため筋肉も、寒さに慣れてきた冬の日よりもより一層縮まって硬くなっています。
そんな中でいつもよりも少し負荷のかかる動きをしたり、態勢を取ると筋肉は簡単に断裂を起こしてしまいます。
断裂までいかなくても、急な筋肉のうごきに引っ張られたじん帯が伸びたり、炎症を起こしたりします。
この状態が腰で起こるとぎっくり腰、太ももだと肉離れ、首だと寝違えとなります。
どれも急に寒くなった時期に多発傾向が強いです。
運動をする前は気を付けて準備体操をするので、怪我が起こりにくいです。日常の生活の中で思いがけず身体を動かして発症することが大多数です。
掃除や用事の前に準備運動なんてなかなかできませんよね。なので、「こんな寒い日は筋肉がやばい!」と頭の隅に留めておいてもらうことと、
動くときに頭の中でも 「ゆっくり落ち着いて動くシュミレーションをすること」が予防になるようなので試してみてください。
先週の患者様で、「何気ない動きで背中がピキッとなりそうになって、まずいと動きを止めました」という方がいらっしゃいました。
幸い背中の筋肉が緊張した程度で、ぎっくり腰にはならずに済み、ご本人様も先生も「セーフ!」と笑いあいました。
その患者様は、2年くらい前の冬に重篤なぎっくり腰になって来院。治るまでに2か月近くかかり、月に2度のケアを続けています。
筋肉にしなやかさも戻り、だいぶ調子よくなさっていた中での背中ピキッはショックだったようです。
以前ぎっくり腰をしている方、特に気を付けてくださいね。
「ぎっくり腰は癖になる」と言われますが、嘘です。癖になるのではありません。
ぎっくり腰になる方は身体の筋肉に負荷をかけすぎている、筋肉が硬く縮んでいる、など、日常的に体の使い方が間違っているのです。
その状態でケアをしないとまたいつ腰を痛めてもおかしくないよ、ということです。
皆さん無理をしないでお過ごしくださいね。
今日もお体健やかにお過ごしください。
良い一日となりますように。